テラモーターズで常識を変えていく。 「自分のやりたい事を見つけ、できる前提で始めることが大切」前編

2016.12.31
インタビュー

Terra Motors Vietnam代表として活躍する林信吾氏(27歳)に、学生時代から現在に至るまでの経緯についてお話を伺った。24歳でベトナム支社長として渡越し、ベトナムでの事業拡大を指揮してきた林氏。バイタリティー溢れる彼の魅力に迫った。

~テラモーターズは常識を変えていく~

➢ 今の仕事について教えてください。

現在はベトナムにてEVバイクの製造・販売を主な事業としています。
昨年9月には、ベトナムハノイ市に第一号店が、12月にはダナンでも専門店ができるなど、多くの方に当社の製品が認められてきています。またこれから更に電動バイクの注目度は上がっていくと考えています。理由の一つが、まずガソリンというのは限られた資源でいつかはなくなっていくものだということ。自然な流れの一つとして電動バイクの活躍の場は広がっていくと思っています。また環境問題も一つです。世界で環境問題の話が大きくなる程、電動バイクは注目されていきます。

➢ なるほど。でも今の電動バイクのイメージってあまり良くないと思うのですが…

たしかに、馬力がないなど言われていますね。でも僕たちはそこを変えていきます。私達が子供のころには、携帯電話がこんなに小さく、便利になるなんて誰も思いませんでしたから(笑)それと同じですね。今の常識は10年後の常識ではなくなる。電動バイクも今はそういうイメージがあっても、今後何年という期間で劇的に変わっていきます。その変化を起こすのが、私達テラモーターズです。

~休学、そして人生を変えたバングラディッシュでの経験~

➢ 林さんの学生時代について教えてください。

大学時代は、早稲田大学のスポーツ科学部というところにいました。あまり聞いた事がないかもしれませんが(笑)。理由は結構シンプルで、将来スポーツの業界で働きたいと思っていたからです。でも入ってみたら何だか思っていたのと違った。しかもスポーツ業界っていうのは、新卒の若者がすぐに活躍できるような環境じゃなかった。卒業してまっすぐスポーツ業界に入っても難しいなと思うようになりました。今思えばそうでもないところもありますが、当時はそう思ってしまいました。
その後は、自分の中で一旦スポーツ業界への道を閉ざしたので、「自分は何がしたいんだろう」「まずどうすべきだろう」というのが分らなくなり、かなり悩みました。悩みながらも色々な活動をしていたのですが、大学3年の時に学生が制作するフリーペーパーの全国大会があり、その代表を務めました。その時は非常に熱中したのですが、やりすぎてイベントを終えた後に燃え尽きてしまい、本当に何もする気が起きなくなってしまったんです。

➢ 今のバイタリティー溢れる林さんからは想像できないです。
(笑)そうですか。僕にもそういう時期がありました。でもここの経験が今の僕に繋がっていく事になります。

➢ というと?
燃え尽き症候群になったあと、休学して今まで行ったことのなかった海外に行ってみようと思いました。そこで偶然見つけたのが、ある学生団体が企画したバングラディッシュでインターンをするというもので、迷わずこれに参加しました。これが僕にとっての初めての海外で、しかもド新興国だったのですが、ただただ衝撃でした。多くの方々が食べていくので精いっぱいで、それ以上の事は求められない。大学なんていける人はほんの一握りですよ。将来なりたいものや夢があっても環境がそれを許さない。そんな人々を見る中で、じゃあ自分は一体何をやっているんだと。こんなに恵まれた環境にいながら何をうじうじと悩んでいるんだと。
で、調べたら月給20万で生活している人って、世界でいうと2%の富裕層なんです。2%ですよ?(笑)当然僕はそんな事自覚していなくて。何をしていても月20万もらえる人が、何かを理由にやりたい事をやらないというのは、只の逃げでしかないと、そう思うようになりました。

➢ そこがきっかけとなっているのですね。
そうです。其れを機に、僕は自分の目指すものに素直にチャレンジしたいと思うようになりました。

▶︎後編に続く


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