海外インターンで英語できないってマズイ⁉ 準備にぴったり! 英語力アップのための勉強法を紹介

2019.12.20
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海外インターンに長期・短期問わず挑戦してみたいと考えている方や海外インターンに行くことが決まった方の中には、「英語ができないのが心配…」と英語力に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか? 今回は、ベトナムでインターンシップを半年間経験した大学生ライターおすすめの英語力アップのためのおすすめの勉強方法を紹介します。海外インターンの準備に役立ててください。

 

海外インターンで必要な英語力はどのくらい?

「そもそも、海外インターンで問われる英語力はどのくらいなの?」と気になる方も多いはず。しかし、残念ながら答えは、「会社による」というあいまいなものになってしまいます。更には業務内容にもよるため、TOEICやTOEFL、IELTSの目安スコアで表すのも難しいでしょう。それでも、どの程度必要なのか、イメージを持っておきたいですよね。ここでは、「英語をあまり使わない業務の例」と「英語をたくさん使用する業務の例」を紹介します。それぞれの業務で英語を使うシーンはどのようなときか、また、あるとよい英語レベルを紹介します。

 

 

 

英語をあまり使わない業務の例:日本語サイトを運営 / 日本人が利用するお店

☆必要な英語レベル:~中学で習う文法・単語レベル

 

日本人経営の企業にて日本語サイトを運営(編集や日本人向けWEBマーケティングなど)をする場合や、現地の日本人がよく利用するホテルやお店などでの接客・ホスピタリティ業務をする場合などは英語を話す頻度は低いことが考えられます。ユーザーや顧客の多くが日本人なので、英語よりも日本語を使う機会が多いでしょう。ただし、同僚みんなが日本人とは限りません。会社には、現地スタッフもたくさんいて、日本語が堪能なスタッフがいることもありますが、多くの場合、英語でコミュニケーションを取る必要があります。その場合は、簡単な意思疎通ができるように、最低限中学生で習う英語の復習をすることをおすすめします。

 

 

 

英語をたくさん使用する業務の例:営業 / 翻訳

☆必要な英語レベル:~高校で習う文法・単語レベル+英文ビジネスメール

 

現地にある企業へ営業をする場合などは、英語でコミュニケーションを取ることがほとんどです。営業先の担当者は、日本人ではなく、現地スタッフである場合や、外資企業の場合は現地以外の出身の外国人である場合が多いです。ベトナムで営業をしていた筆者は、現地企業のベトナム人担当者に対して英語を使用していました。また、ベトナムには外資企業も多く、オーストラリア人やフランス人、イタリア人、韓国人、マレーシア人、インド人など様々な国籍の外国人の担当者とも話す機会が多くありました。出身地によって、英語のアクセント・イントネーションに違いがあるので、聞き取るのに苦労しました。営業は対面で行いますが、営業のアポをとるための電話(テレアポ)など、電話で英語を使うことも多かったです。

 

また、営業をしていると、営業先やクライアントとなった企業とはメールで連絡を取ることも毎日のようにあります。そのため、英文でのビジネスメールを書く必要もあります。基本的には、難しい言葉を使う必要はなく、高校までで習った文法と単語を使って、英作文のように文章を作っていきます。ただ、日本語のメールと同じで、メール特有の言い回しもあるので、注意が必要です。

 

とはいっても、営業のトークやメールは、はじめはとても難しいですが、何度も使用する英単語が多く、慣れてくるとスラスラとアウトプットできるようになってきます。相手に合わせながら話を展開するので、テンプレートを作るとまではいきませんが、自社商品の説明などは何度も繰り返すことになるので、練習すればしっかり話せるようになります。

 

営業の他にも、現地の日系企業などのウェブサイトでは、英語から日本語への翻訳をする必要がある場合も。基本的には、高校生で習う「構文解析/英文解釈」の延長のイメージです。文法や単語は理解できても、上手な日本語の文章にすることの方が難しく、意外にも日本語に苦戦する方が多いです。その場合の対処法は「数をこなすことで慣れる」ことと「ニュースなどフォーマルな日本語の文章を毎日読んで文章を研究する」ことがおすすめです。

 

 

 

業務別英語力アップ勉強法

海外インターンで英語を使うシーンの想像はできましたか? 次に、実際に海外インターンで使える英語力を身につけるためのおすすめの勉強法を紹介します。いずれにしても、語学力は、「使うことで伸びる」ので、海外インターンに活かすことができるアウトプットの方法をメインに紹介します。ベストを尽くしてインターンシップに臨みましょう!

 

 

英会話(スピーキング&リスニング)

英会話は、海外に行くのであれば、業務で英語をあまり使用することはなくても、日常生活でお店での注文やお会計などで必要なはず。そんな海外インターンに行く方なら誰もが必要な英会話の練習をするなら、やはり英会話を実践するのが一番手っ取り早いです。ただし、日本にいるときには、「英語を使う機会は大学の授業くらいしかない」という方も多いのではないでしょうか? とはいっても、海外インターンに行く前に語学留学をしたり、英会話スクールに通う時間もお金もないという方も結構いるのではないでしょうか? そんな方には、自宅で簡単にできる「オンライン英会話」がおすすめです。

 

「英語が話せない」という方の中には、実は英文法や単語などの基本的な知識は大学受験でしっかり身についているという場合もあります。そのような場合は、オンライン英会話の「フリートーク」を利用して、教材を使わずに講師とレッスン時間中ひたすら何かのトピックについて雑談してみましょう。これまで頭の中にしまわれていた英文法・単語が引き出されるので、回数を重ねればある程度スラスラ話せるようになります。スピーキングの数をこなすには、数あるオンライン英会話でも、最近よく聞く「サブスクリプション制(定額料金)」のサービスを利用することをおすすめします。定額で月額料金を払って、英会話し放題のサービスで、フリートークの回数を重ねて、アウトプットの練習をしてみてください!

 

「まだ、フリートークできる段階の英語力に達していない!」という方も大丈夫です。数々のオンライン英会話教室には、レベル別の教材が用意されています。日常会話で利用するフレーズ、発音、読み上げられたニューススクリプトの一部を聞き取る、など様々なジャンルの教材があります。講師がアウトプットをしっかりサポートしてくれるので、安心です。

 

 

英語→日本語翻訳業務

海外インターンでは、文章を和訳する機会もあるかもしれません。その際、悩むのが、「大量の英文を速く読み取れないこと」や「日本語への翻訳が難しい」「時間がかかる」というものが挙げられます。これらの問題への対処法は、上述のように、数をこなして慣れることが一番ですが、できるだけ早く対応できるようになるためにおすすめの方法を紹介します。

 

 

1、調べた単語のメモ帳を作る

翻訳する文章の種類は、会社により様々ですが、毎度系統が似ている文章を翻訳することもあるかもしれません。例えば、ニュースを翻訳するという場合、毎回ニュースを翻訳していると、ニュースでよく出てくる単語がわかるようになってきます。同じ単語を毎回調べていると、時間がもったいないので、ノートなどに調べた単語をメモしておくことで、何度も辞書やインターネットで意味を調べる必要がなくなり、翻訳を速くできるようになります。

 

 

2、英語のニュースを1日1本翻訳する

「数をこなすといっても、どうやって練習すればいいかわからない!」という方には英語のニュースの翻訳がおすすめです。英語のニュースの中には、スマホで1~2スクロール分くらいの短い文章もたくさんあります。そのような短いニュースでもいいので、毎日翻訳してみてください。内容は、自分に興味のあるものや、情報収集も兼ねてインターンシップをする国の英文のニュースなど、何でも構いません。興味を持てるものの方が、継続して取り組みやすいからです。毎日、まとまった量の英文を読んでいると、読むスピードが日に日に速くなります。

 

ちなみに、速読スキルは問題数が多いTOEICのスコアアップにも役立ちます。筆者は、1か月少々毎日ニュースを翻訳(+英語で要約)しつづけていたら、3か月前に受けたTOEICのスコアから100点ほどアップしました。速読力は、仕事を速くするだけでなく、TOEICなどの試験にも役立つのでかなり嬉しいスキルです。

 

世界的に有名なメディアで、読みやすく筆者がおすすめするのは、イギリスのBBCやアメリカのCNN、日本のジャパンタイムズです。ちなみに、翻訳するのには分量が少し多いかもしれませんが、BBCが提供するBBC 6 minute Englishのコンテンツもおすすめです。内容がコミカルなものや、トピックがユニークなものが多く、楽しんで勉強しやすいです。また、キーワードとなる単語をピックアップして復唱してくれます。音声もあるので、リスニング力アップにもつながります。

 

 

3、日本語のニュースを毎日読む

会社で和訳する際には、フォーマルかつわかりやすい日本語の文章にすることが求められます。日本語ネイティブであっても、普段そのような文章を作る機会がないと、意外にも難しいものです。そこで、翻訳の練習の数をこなしつつ、日本語のニュースなどをインターネットでいいので、毎日読んでみてください。ニュースは、フォーマルな文章ならではの言い回しを学べるほか、インターンシップでビジネスをする上で情報収集にもなるので、非常におすすめです。毎日読んでいると、文末の言い回しなどの傾向がつかめ、自分の翻訳にも活かすことができます。

 

 

 

4、英文メール

英文メールは、上述のように、高校までの文法・単語の英作文のイメージでできますが、メール・ビジネス特有の言い回しは、社内の上司・同僚のメールを見て、テンプレートとして覚えることが一番です。使われている単語は、自社のサービスなどの説明をするときに即したものなので、一番適切な単語・表現としてそのまま使えるからです。また、クライアントや営業先からのメールの返信にも注目してみてください。最前線でビジネスをしている様々な国の方のメールの文章は内容・英語表現ともに勉強になります。英語表現などは、真似をして使ってみると自分のものになってきます。

 

 

まとめ

今回は、海外インターン前で忙しい・お金をあまり使えないといった方でも気軽に挑戦しやすい準備のための英語勉強法を同じくインターンを経験した筆者がまとめてみました。準備・インターン期間中、いずれも大事なのは英語を実際に使ってみることです。特に、インターンでは、英語を実践できる絶好の機会です。話し相手が外国人の場合は、英語を使わないと仕事にならない状況になるので、必死に知っている英語表現を使うでしょう。また、わからない表現は調べるなどして、インプットも活発になるはず。その中で、英語がしっかり自分のものになってきます。既存の様々なウェブサイトや書籍などで紹介されている英語の勉強法を取り入れるだけでなく、上記のような海外インターン準備ならではの勉強法も活かして、インターン期間を有意義なものにしてくださいね。

 

Global Wingでは、インターン申し込み者には無料で英語のレッスンも含めた事前研修講座を開講しています。


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