商社の海外派遣の末 サラリーマンの影を描いた名作!! ~毎日が日曜日~

2016.12.07
企業動向/就活

サラリーマンの孤独、現実の厳しさ

総合商社をはじめとする人気企業の内定獲得は容易ではありませんが、給与面や関われる仕事の大きさ・世の中に与える影響は凄まじいものがあります。そのような一流と呼ばれる企業で働くことを選んだ人達は、ほとんどが企業戦士としてその才能と人生のすべてをビジネスに捧げているでしょう。

しかしそこでの競争は過酷なものです。中には、「全体(=会社)の命令に家族を崩壊させながらも人生をささげる。シゴトとはそういうものだ。そのくらいでなければ、いまでも、真の意味での経営幹部の登竜門は開かれない。」という強い思いを持ちながら働いている人もいるでしょう。しかし、確率的に考えれば当然のことですが、うまく出世できる人は同期でもごくわずかです。

レビュー・内容紹介

・日本経済の牽引車か、“諸悪の根源”か。毀誉褒貶の著しい日本の総合商社の巨大な組織とダイナミックな機能、日本的体質と活動のすべてを商社マンとその家族の日常生活とともに圧倒的な現実感で描く。世界に類のない機動力を持った日本の総合商社の企業活動の裏側で展開されるなまなましい人間ドラマを通して、ビジネスマンにとっての“幸福な人生”とは何かを興味深く追求した話題作 
(本書 作品紹介 新潮社HPより引用)

・商社マンの沖は、社内では「戦列外」とみなされている京都支店長に配属された。社長や相談役の接待が主要な任務であるこの肩書きをまとい、鬱屈した日々を送る。若いころ開発輸入のために汗水たらして開墾したインドネシア・スマトラ島のとうもろこし畑に今も思いをはせ、そのとうもろこしを飼料にした養豚場の建設事業計画はいまだあきらめきれない。
(アマゾン レビュー より引用)

・小説を読んでいると商社マンが登場することが多いが、それは例えば
 ・エリート
 ・駐在
 ・お金持ち
 ・女たらし
 と言ったイメージが付きまとうものが多い。
 決して間違ったイメージだとは言わないが、こういった商社マンとは一味違った商社マンを題材にしているのが城山三郎の毎日が日曜日 だ。
 商社マンに焦点を当てたというより、サラリーマン全般を題材にしているような内容だが、
 商社マンの仕事を理解する上で読んでみたら面白い一冊。
(Hatena::ブログ(Diary) 「物語三昧~できればより深く物語を楽しむために」より引用)

・左遷された商社マンの日常という上記で紹介した本とは一線を画した一冊。商社マンの理解にもつながるが、「働くとは何か」、「家族とは何か」、「サラリーマンにとっての幸せとは何か」というより深い部分での考察を迫られる。サラリーマンの陰を存分に描いた一冊、サラリーマンという世界に足を踏み入れる覚悟を持つためにも読んでおきたい。
(就活サイト ユニスタイル 「総合商社を理解する上で絶対に読んでおきたい5冊」より引用)

・綿密な取材に基づき、左遷された商社社員の日常を描いた小説です。ビジネスパーソンである前に、一人の人間である商社社員が人生をどう捉えていくかという面で非常に参考になります。商社でのリーダーシップについて触れた「ワタシハ、アリニナレル。ワタシハ、トンボニナレル。シカモ、ワタシハ、人間デアル」という一節が有名。これは伊藤忠商事の役員面接での質問を元に生まれたそうです。丹羽宇一郎(伊藤忠元会長)氏も本書への書評(にっぽん経営サミット)を寄せています。
(就活サイト 外資就活ドットコム 「壮絶列伝!商社志望なら必ず目を通したい書籍18選」より引用)


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