ロジックツリーとは、MECE的な分解を積み重ね、それを上流から順番に構造化、可視化したものです。様々な要素をMECEによって洗い出したものはそのままでは問題点を突き止めるには至りません。ロジックツリーによって可能性を全て洗い出し、様々な検討の土台にすることができます。
問題解決には、①全体像をつかむこと②深めるポイントを見極めることが大切です。ロジックツリーにより、より意味のある深堀が可能になり、他の人を巻き込むための説得力をつけることも可能です。下の写真を見てください。
(http://www.kantokushi.or.jp/lsp/no657/657_01.html)
A製品の売り上げが低迷しているという話から始まり、営業担当者や販売代理店や価格の点から分析をしていき、さらにその原因を探っています。
これを行うことで営業担当者に対して研修サービスを作るべきなのか、価格を抑えるために製造過程を見直すことが必要なのかなどを詳細に検討することができるようになります。
問題の大枠を掴み、その中で一番解決すべき問題に対して対応策を作っていくことが目標になります。
フレームワークを使う、というとこれをしなければいけないのは職種でいえばコンサルタントであったり、役職でいえば上のポジションの人が行ったりするような印象があるかもしれません。
しかし、インターンシップを行っている学生が現場レベルでも力を発揮します。営業先への提案資料をうまくまとめるためにロジックツリーを使って問題点をまとめてみたり、リサーチを行うために何を調べたいのかを明確にするために問題点を書き出してみたり、と行うことも可能です。
自分の思考をクリアにするために実践してみてはいかがでしょうか。
あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。