今回は、就活後にベトナムへインターンシップへ行ったGW卒業生のインタビュー記事です。内定獲得後に海外インターン経験を積もうとした理由、実際の仕事内容についてなどについてお話頂きました。
2017年12月〜2018年2月末まで(大学5年生時)の3ヶ月間、ベトナムにあるプレスリリース配信サービスを行う会社にてインターンをしていました。
インターン先では、営業を始め、自社のプラットフォームである「ベトナムプレス」でのシステム改善を行っていました。
基本的には友人と飲んだくれていました。笑
しかし縁あって友人とファッション団体を立ち上げたり、スタートアップでの長期インターンシップを経験したりもしました。
ファッション団体では、スニーカーに特化したスナップ写真をSNSで拡散したりする活動をしていました。
スタートアップでのインターンシップは、「完全歩合制でお金が稼げそうだから」という理由で、売れていない経営コンサルタントのブランディングを電子書籍を使って構築したりすることを行っていました。
しかし、商品自体は魅力的ではなく、その経験から「自分が心から価値の感じるものを売りたい」という意思が強くなり、ベトナムに行く前は、【世界中の欲しいに答える】をコンセプトに越境ECサービスを展開している株式会社ジグザグで働いていました。
めちゃめちゃ良い会社でした。
一番のきっかけは、「自らが独立する際に海外も視野に入れたいから」です。
私自身、海外で働いたことがない人は、海外という選択肢を具体的に考えることが出来ないと思っています。「百聞は一見に如かず」です。
もともと、日本市場が縮小する中、海外事情には非常に興味もありました。そのため、海外ビジネスを本やインターネットの情報で間接的に知るのではなく、実際に働いて体感しながら学びたいと思ったのも海外インターンを決意した理由の一つです。
その中でも、インターン先企業の決め手は、社長の仕事に対する考え方です。
「自社の従業員を会社の駒としてではなく、自らの自己実現のための踏み台にしてほしい」と、個々人を尊重している考え方に非常に魅力を感じたので、この会社でインターンを決意しました。
8:20 起床、身支度
8:22 出社
8:30〜9:00 タスクチェック
9:00〜12:00 サービス改善(分析)
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜14:00 勉強(広報について)
14:00〜16:00 プレスリリース原稿執筆
16:00〜17:00 ウェブサイト制作
17:00〜18:00 他社の業務効率化のお手伝い
18:00〜19:00 銭湯
19:00〜21:00 夕飯(チーズダッカルビ)
21:00〜22:00 ご当地ビール飲み会(駐在員の人たちと)
22:00〜23:30 哲学についてディスカッション(シェアハウスで社長たちと)
0:00 就寝
主に3つの業務に取り組んでいました。
①ベトナムプレスの運営
②ウェブサイト制作
③クライアント先の業務IT化
に携わっていました。
1点目のベトナムプレスのサービス自体は、日本でいうPR TIMESのベトナムVer.と捉えて頂ければイメージしやすいかと思います。
そこで私は、ベトナムに進出したばかりの日本企業に「プレスリリースを配信しましょう」という営業をしたり、そのサービス自体を向上させるためにワークフローの簡略化などを行っていました。
2点目のウェブサイト作成は、ベトナムの日本商工会さんのウェブサイト制作を担当していました。(ちなみにWEBスキルはほぼ初心者でしたが、ツールを使って作成していました)
3点目の業務IT化は、遅延連絡網や不乗者カードを紙で管理していた、スクールバスの運営会社向けに、ITサービス(これもまたツール)を使ってデジタル化にしていくということをしていました。
3ヵ月間インターンでプログラム費以外にかかった費用は30万円くらいでした。
給料は1ヶ月2万円ほど支給されていて、宿泊先の家賃や光熱費も会社で負担して頂いていました。
かかった費用の30万円の内訳は、日本とベトナム間の旅費やビザ代、食費、交通費などです。(基本的に食費がかさみます)
日常的に日本食レストランに外食したり、休日には旅行に行っていたので、他の人よりは費用がかかった方だと思いますのであまりあてにはしないでください笑
大きく3つメリットがあると思いました。
1つ目のメリットは、普通の学生ではあまり会わないような人と出会い、自分の価値観や視野を広げられる点です。
もちろん、「3ヵ月で価値観が変わりました~」などの大袈裟なことは言いませんが、年齢層や属性も異なる、様々なバックグランドを持っている現地法人の経営者や総合商社の駐在員の方と飲んだりする中で、仕事やプライベートへの価値観に触れ、多様な働き方が存在するのだなと思いました。
元日本代表のベトナムでサッカースクールをしている方ともよくお酒を飲みました。笑
2つ目のメリットとしては、”海外インターン経験者”という自分のネタを持てることです。自分の経験談として話せるネタを持つのは、就活のみならず、人脈を広げることにもつながると思います。そして人としての面白みも出ます。笑
3つ目のメリットは、現地の人と働く経験をすることでカルチャーや国民性の違いがわかることです。ビジネスで関わることで体感する異文化の違いは、海外インターンならではの学びだと思います。そのビジネスを介する異文化理解は、海外で仕事をしてみたいという方には非常に役立つ経験だと思います。
ちなみにベトナム人は「返事をしないという文化」なので、勤勉ではありますが、日本人とは感覚が全然違いました。そしてとてもシャイです(笑)
いかがでしたか? GlobalWingではアジア地域、ベトナムでのインターンシップを中心に紹介し、インターンシップ期間中も二人三脚でサポートを行っております。興味がある、また、興味はあるけど不安や悩みがある人などいらっしゃいましたらぜひ下記リンクよりまずは無料カウンセリングをお問い合わせください。
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