国内インターンシップ VS 海外インターンシップ これだけは押さえておきたい3つの違い

2016.12.30
海外インターンのリアル

学年が上がるにつれて気になってくる就職活動。その一環として近年企業は学生向けにインターンシップを開催しています。そこで今回は国内で行われているインターンシップと、海外インターンシップの違いを実際に筆者の体験を基に比較してみました。

仕事理解VS実務

まずこのインターンシップを通じて参加者(学生)と企業(インターン受け入れ側)が何を求めているかに大きな違いがあると思います。
国内のインターンシップでは、実際の職場でどのような仕事を行うのか、その業界がどう動いているのか、ひいてはその会社の変遷、社歴といったところを学ぶことから始まります。それによってウェブサイト等を通した学びではなく仕事の最前線で働いている方たちから情報を得ることができます。
それに対して、海外インターンシップでは多くの場合がそのような“座学”ではなく、行うべき仕事の概要が共有され、多くの場合が1週間程度で実務の最前線に立つことになります。また、基本的には社会人の体験などといったことではなく、“社会人”として働くことになります。もちろん両方とも社会人になる準備段階としてインターンシップには参加しますが、ゴールが“仕事理解”なのか、それとも“実務を通した成果”をあげることなのかで大きく違いがあると感じました。

短期集中体験型VS長期間実践型

国内の就職活動の一環として行われるインターンシップは外資で3日から5日間、日系で5日間というのがオーソドックスだと思います。私が参加したのは月~金までの5日間を使ったものでした。最初の1日目と2日目を業務理解、また会社理解のための座学がスケジュールされていて、3日目以降は最終日に行うプレゼンテーションの準備に向けてのグループワークという形になっていました。非常に興味深かったのが、学生が会社のことを好きになるように超エース級の若手社員や本部長による講演会があったり、豪勢なディナーが用意されていたりと、採用に向けて行っていることです。また、ワークに向けては全国から集まった優秀な仲間と日夜全力を尽くして準備をします。何せ知識がない中行うわけですから、プレゼン前日は5時まで寝れないなんてこともありました。

それに対し、海外長期インターンシップは一般的に3ヶ月以上、一社会人として結果を出すことを求められます。(GlobalWingでは事務作業のような海外に行くだけのインターンシップは提供していません。)インターンシップ参加者の目的を達成するために、現地企業の代表やGlobalWingのメンターが仕事を作ったり、自分でスケジュールを作ったりします。自分の管理は上司と相談しつつ自分で行うという自律性を求められていることが特徴的かと思います。

困難レベル大VS困難レベル特大

日系インターンシップでは、専門知識を持っていても持っていなくても、会社の膨大な情報や、グループワークにおいて多様なメンバーと1つのアウトプットを目指して取り組みます。圧倒的に時間が足りない中で膨大な情報を処理するのは大変です。通常の生活から5日間離れるだけでもストレスになる人もいるのではないでしょうか。

長期海外インターンシップは基本的に3カ月以上慣れ親しんだコミュニティから離れて行います。そこで働くということは肉体的にも精神的にも経験した者しかわからないものがあります。もちろんつらいと感じない人もいると思うのであまり誇張しませんが、途中で帰ってしまう方もいらっしゃいます。仕事をする、というのが「形だけ」ではなくなることが学生にとって一番の困難になるのではないでしょうか。

以上3つの観点より日系インターンシップと海外インターンシップを比較してみました。
就職活動を有利に進めるには日系のインターンシップは行った方がいいですが、マストではありません。それよりも企業は「本当にこの子は結果を出せるのか」「頑張れる子なのか」ということを就職活動時には見ています。
自分は何をしたいのか、どうなりたいのか、ということを軸に両者を検討してみてはいかがでしょうか。


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