中国語ができないのにガチンコ交渉!中国・上海でのインターンでしか味わえない責任と経験とは?

2019.05.17
インタビュー, 海外インターンのリアル

今回は、上海でのインターンシップに挑戦したGW生のインタビュー記事です。なぜ海外インターンを選択したのか、実際の仕事内容について、海外インターンで得られたスキルなどについてお話頂きました。

 

◆自己紹介をお願いします

2017年8月〜2018年1月(大学3年生時)の半年間、中国・上海にあるイベントプロデュース事業を中心とする会社にて海外インターンシップしていました。インターン先の企業では、レストラン情報メディアの運用や予約管理や、イベント企画・運営など幅広い業務を経験しました。

 

◆海外インターンシップに行く前はどのような学生でしたか

海外インターンに行く前、大学では国際関連の学問を中心に学んでおり、課外活動では国際交流に関する活動に携わっていました。
大学では、選考は英語で、国際法や国際経済、中国語などを勉強していました。国際交流に関する活動の具体例をあげると、関西のインカレサークルが実施している外国人大学生の観光案内サポートに携わったり、外国人学生のホームステイ先として自分の家を提供していました。実際に、フィンランドの学生を1週間自宅に招待したりしていました。このように、積極的に外国籍の学生との交流に参加していました。
 

◆どうして海外インターンシップに行こうと決意されたのですか

もともと1年間休学する予定で、その期間の中で、海外に長期滞在したいという想いがありました。
周りの学生の多くは、語学留学や大学留学に行っていて、他の人たちと違う経験をしたいという気持ちから海外インターンに興味を持ちました。語学だけでなくプラスαでビジネス経験を積むことができ、有給インターンシップのものもあるので、留学よりも費用が掛からないことにも魅力を感じていました。
 

◆海外インターンシップに行くときの不安はありましたか
インターンに行く前、オーストラリアで半年間留学していたことや、小さい頃から何度も中国に訪れ、1ヶ月ほど滞在したりしていた経験もあり、海外での長期滞在にはあまり抵抗がありませんでした。そのため、海外インターンに対しても、不安よりもどんな経験ができるのだろうという楽しみにしていた気持ちが大きかったです。

しかし、実際に中国・上海でのインターンが始まってから、思い描いていたインターン生活と実際の厳しい環境で働くというギャプに悩みました。インターン生ではなく社員同等の成果や働き方を求められるので、語学を向上させたいという生半可な気持ちではダメだという壁にぶつかりました。実際に、1か月立った時にやめたいと思いましたが、今の辛い経験を乗り越えたら自分の自信に繋がると思い直し、インターンを続けることにしました。

 

◆中国・インターン中の一日の流れを教えてください

6:00     起床
6:00〜7:00  身支度
7:00     出社
7:00〜7:10  メールチェック・スケジュール確認
7:20〜7:30  商品在庫チェック・荷積み
7:40〜    車移動
9:30〜    会場到着・商品陳列、販売準備
10:30〜14:00 接客
14:00〜14:30 昼休憩
14:30〜15:00 会場片付け
15:00〜   車移動
17:00〜17:30 商品在庫チェック
17:30〜19:00 資料作成
19:00〜21:00 受電対応補助
21:00〜    日報
21:00〜21:30   夕食
21:30〜              帰宅
23:30頃             就寝

 

 

◆中国でのインターン中はどのような業務をしていたのですか

レストラン情報メディア事業や、流通事業、イベント事業など幅広い事業に携わりました。
イベント事業では、5,000人ほど参加する大規模な企業対抗スポーツフェスティバルの運営を行いました。このイベントは、1年1回の特別なイベントなのですが、看板や広告などのデザインを考えたり、当日の流れを組んだり、ボランティアスタッフのオペレーション業務もしていました。日系大手企業も参加する大規模なイベントであり、大人が本気でスポーツで競うという面白い企画でもあったので、このイベントが無事終わった時には、非常に達成感を感じました。
 

◆これぞ海外インターンというエピソードはありますか

物流事業を推進する中で、自社で既に持っていた倉庫のスペース不足になり、中国・上海市外に新たな倉庫を会社で持ちたいので倉庫の物件を探してきてくれという仕事を任されました。

実際に、倉庫を探すのに、日本語が分からない中国人の仲介業者と自分一人だけで現地を飛び回って、交渉していました。留学生活では得ることのできない仕事の責任感を感じました。例えば意思疎通ができているか不安を感じるより、業務を遂行するという責任感の方が勝り、この点は海外インターンでしか得ることのできない貴重な経験だと思います。さらにこの業務を通じて、自分の中国語能力にも自信がつきました。
 

◆海外インターン経験前後でのご自身の変化はありますか

働くことへの価値観が大きく変わりました。
イベント開催前の社員の方の働き方を見て、準備などの業務でとても忙しいのにも関わらずこんなにも頑張れるのは、仕事が自分が好きなことだからなのだということを感じました。
そのようなインターン中の社員の方の働き方や自分の業務を通じて、働く目的について考えるきっかけになり、ここまで多くの時間を使って働くのなら、自分の好きなことで仕事がしたいという気持ちが強くなりました。そのため、自分のキャリア観の変化にも繋がり、外国語を使えるような仕事がしたいから商社志望するということではなく、外国語を使えるかつ自分の好きなもの食品だったり、美容関連の商品を作って自分自身も働いている中でワクワクしたいという想いが強くなりました。
 

◆海外インターンのメリットはなんですか

海外で働くという日本のように自分が甘えられる環境ではないので、ビジネススキルの他に、メンタル面、スタンス面など多くのものが得られたことだと思います。
さらに、厳しい環境の中、自分が成長している実感もありますし、ただ単純に語学を学んでいる訳ではなく、幅広いビジネス経験ができるので、自分を見つめ直す機会にもなりました。
 

◆海外インターンにかかった費用を教えてください

半年間で、全部で50万円ほどです。給与は、1ヶ月間2000元(約3~4万円)頂いていました。
 

◆Global Wingを利用してよかったことは何ですか

インターン中のサポートと帰国後の就活支援です。
中国・上海でのインターンでは、本気でインターンをやめようと思った時がありました。しかし、実際に海外インターン経験のある方がメンターについてくれたり、GlobalWingの方が相談に乗ってアドバイス頂けたことで、途中で諦めずに最後までやり抜くことができましたし、日々の業務で自分がつまづいているところにも気づかせてくれました。
さらに、帰国後の就活支援では、Global Wingを通じて、自分だけでは出会えなかったような企業を紹介してくださり、自分の納得のいくキャリアの選択ができたので非常に満足しています。
 

◆海外インターンシップを検討中の方へメッセージをお願いします

語学だけ学びたいなど生半可な気持ちだと折れることもありますが、本気で何かに挑戦して自分を変えたい、海外で働いて事業などを立ち上げてみたいという熱い想いがある方にとっては、絶対に海外インターンはプラスの経験になると思うので、ぜひ挑戦してほしいです。
 

◆まとめ

いかがでしたか? 中国・上海でのインターンでの経験憧れますね。GlobalWingではアジア地域でのインターンシップを中心に紹介し、インターンシップ期間中も二人三脚でサポートを行っております。インターン中に様々な相談に乗ることも可能です。

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