たった3日で「帰っていいよ」と言われながら、最後には事業売却に成功した話(前編)

2016.12.30
海外インターンのリアル

海外インターンという選択肢が注目されている今日。しかし、「実際にどんな仕事内容なの?」と疑問に思う方が多いかと思います。そこで当記事では、実際にインドのIT都市バンガロールで10ヶ月間インターンを行った筆者が、リアルなインターン生活を赤裸々に公開します。

開始3日目に「帰っていいよ」。吹き飛んだ学生マインド。

Global Wingのサポートの下、VISAの取得や航空券の手配を行い、日本からバンガロールへと向かいました。日本以外のアジア圏に行くのは初めてだったので少々不安もありましたが、先輩インターン生が迎えにきてくれ、無事インターン生活がスタートしました。

最初の数日間は、「休息と環境整備」という指示が出たので、日本での生活と同じようにYoutubeを観てのんびり過ごしていました。しかし、3日後に社長にいきなり、「自分のことさえできないなら帰っていいよ」と言われショックを受けました。当時は完全な学生マインドで、待っていれば仕事が与えられると考えていました。いきなり洗礼を浴びました。この時、「自分で動かなければ」と危機感を抱き、家や鍵、SIMカードなどの手配を一気に行い、「自分でやる」マインドに切り替えました。

その後社長から企業と事業の説明を受けました。インターン先の企業は2つ事業を行っており、一つ目はインド人向けのアプリ開発事業、そして二つ目がインドのIT学校に日本人顧客をご案内する「インドIT留学事業」でした。ぼくの初仕事は後者の留学事業HPの、ブログコンテンツの充実でした。

初めての「相手目線」に四苦八苦。留学事業の顧客対応開始。

ブログ記事を書き始めて少しすると、私にも顧客担当をする機会を与えられました。しかし、先輩インターン生が軽々とオペレーションをこなす中、最初はまともに対応できず、メールを見た社長からキツく指導を受ける日々でした。

メールの形式や言葉遣いなど様々なところで未熟な部分がありましたが、一番苦労したのが「相手目線」の考え方です。インターン以前は真剣に働いたことがなく、常に自分本位な考えで行動していたので、最初はすごく苦労しました。

苦労しつつもお客様はどんどん増え、担当も2人、3人と増えていきました。その頃はブログ記事の充実、SNS拡散なども並行して行っていたため、忙しい毎日でした。そんな中、新たにぼくが担当した仕事が「動画制作」でした。

企画書が通らない。1ヶ月苦しみ抜いた「動画制作」

社長から依頼を受けて始めた動画制作。依頼の詳細は、インドIT留学に「一切興味のない人」に「興味を抱かせる」ための動画を作ってほしいというものでした。留学事業のHPを確認し、「アピールすべき点」を抑え、動画の企画書を作り、社長のところへ持っていきました。しかし、そこに待っていたのは「全然ダメ」、「やる気が感じられない」という厳しい評価でした。企画書は、あらゆるポイントについて「なぜこの点を採用したのか」を論理的に説明できねばならず、非常に難しかったのを覚えています。

結局、動画制作の企画書は1ヶ月通らず、ダメだしの毎日。周りがキッチリ成果を出す傍ら、ちっとも結果を残せない自分の現状にイラ立ち、苦しみました。モチベーションも上がらず非常に苦しい時期でしたが、その分動画が完成した時はホッとしました。

完成した動画は社長の満足にはほど遠いものでしたが、その動画はHPで表示されました。いかに自分の能力が乏しいか、痛感しつくした日々となりました。とはいえ、決して諦めずに一つものになる成果を出せたことは自信に繋がりました。その後日、留学事業の「責任者」になりたいと自分から社長に提案し、任せてもらえることになりました。

前半のまとめ

インターン前半での自身の変化は「主体性」が身についた、この1点につきます。利益を追求する以上、自分から動いて「与える」存在にならなければならない。それは自分本位な筆者にとって大きな「在り方の転換」となりました。徐々に仕事がしんどくなっていく中、自分から「責任者」になったのですが、責任者としての仕事は非常に責任が重く、自分の甘さがこれでもかというくらい表に出る結果となりました・・・(後半へ続く)


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