海外インターンの経験を活かし起業の道へ。起業家・片山さんが語る経営のリアル

2019.06.20
ベトナム | 社長直下

Global Wingの卒業生で、現在大阪で会社を運営している方がいます。

名前は、片山さん。

片山さんはベトナムでインターンをした後、内定を辞退して起業の道へ。

その経緯や現在の事業内容等、幅広くお話を伺いました。

現在何をやっているのか。

民泊を中心とした宿泊施設の清掃代行事業をやっています。

端的に言うと「ウーバーイーツの清掃バージョン」というイメージですね。民泊を運営している法人クライアントと契約し、清掃を代行しています。

また、宿泊施設の清掃日や担当クリーナー等のマッチングに関してはアプリで半自動的に管理しています。

ウーバーイーツは料理を運ぶだけなので簡単なのですが、清掃オペレーションは物件により難易度が変わるため物件ごとにステージを細かく設定して適切な人材を充てないと満足度が下がってしまうため、難易度が高いですね。

そのため物件によっては適切な人材を手動で手配するケースもあり、まだまだ課題が残っています。

なぜその仕事に就こうと思ったのか

以前より起業したいと思っていたためです。

世の中にプラスの価値を提供し、影響力を高めていきたいと考えていました。

手段は何でもよかったのですが、幼い時からやっていたサッカーでは上手くいかず、また俳優タレントなどになるのも難易度が高かったため、結果的に起業の道を選ぶこととなりました。

大学時代は将来的な起業を見据え、厳しい環境に身を置き修行しなければと思いベトナムに行きました。

就活はしなかったのか

就活は1ヶ月のみ行い、新規事業に取り組める会社から内定を頂きました。

インターンから帰国した際起業するか就職するか悩んでいたので、1ヶ月だけ興味のある会社を見て回りましたね。

結局内定先はお断りし、そのまま起業することとなりました。

インターン帰国後何をやっていたか

Global Wingを運営するGLナビゲーションの事業責任者として、現在の事業内容の前身となる事業を担当していました。

その後事業が好調になってきたため、スピンオフしてそのまま登記しました。

2019年6月現在、創業から1年ほど経過しています。

インターンで得た経験、スキルなど

ゼロから事業を作り上げる経験を積めました。

ファイナンスのイロハ、事業戦略、ITツールの使い方など、現在の会社経営に役立つことばかりでしたね。

そしてなにより、会社を経営している社長と共に過ごすことで起業を非常にリアルに感じられるようになりました。

「自分でもできる」と思わせるほど、社長は丁寧に指導してくださいました。

当時同居していた他の起業家が私の会社にジョインしてくださるなど、かけがえのない実りある経験だったなと実感しています。

起業したい学生へ向けたメッセージ

準備のないままいきなり起業しないほうがよいと思います。

私自身、ベトナムでの修行がなければ起業していません。

準備がないまま起業すること自体は可能ですが、経営者として軌道に乗るまでに時間がかかります。

学生のうちから起業したいのであればなおさら、経営者のところに飛び込んで話を聞き、インプットとアウトプットを繰り返してほしい。

そして、「自分でもできるな」と思ったタイミングで起業するのがおすすめです。


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