ベトナム・ホーチミンで「webメディアの記事執筆、広告営業」のインターンを経験した大学生がいます。
名前は、神田博幸さん。
神田さんは、2015年3月から6月中旬まで3ヶ月間、ベトナムの日系ベンチャーで法人向けポータルサイトの運営を経験。
海外インターンを経験したキッカケや業務内容、さらにはインターン後の生活の変化まで幅広くお話を伺いました。
インターン前にヨーロッパで交換留学していたのですが、ヨーロッパ帰国後から就活の時期まで時間があり、新しいことにチャレンジしたいと思ったのです。
潜在的に周りと異なる経験がしたいという思いが強かったため、海外インターンに行くことを決意しました。
東南アジアでビジネスを経験している学生はあまりいないと思ったので。
ポータルサイトの記事執筆と、広告営業を並行していました。
ノルマもなく完全に自由な環境だったので、面白い記事が書けそうな場所に直接取材に行ったり、手当たり次第アポをとって営業したりしていました。
苦労した点は、ベトナム人と日本人の価値観の違いです。
相手の考えを汲み取って仕事する日本人に対し、ベトナム人は指示通りの仕事を正確に行う、という違いがありました。
業務内容を明確に指示しないといけない、という文化に慣れるのにかなり苦労しましたね。
また、偶然ベトナムでサッカー教室を運営していた本田圭佑選手に取材できたのは最高の経験でした。
平日のスケジュールは下記の通りです。
7:00-8:00 起床準備
9:00-18:00 仕事
18:00-24:00 ご飯と寝る
土日は会社自体は休みでしたが、記事になりそうな面白いイベントに参加することも多かったですね。
たまに同じ会社で働いていたインターン生と飲むこともありました。
合計で約40万円でした。
内訳は、家賃が3万円/月、渡航費9万円、食費2万/月、交際費1万/月、Global Wingのプログラム費15万です。
ヨーロッパ留学中にwebで調べて、たまたまサイトを見つけたのがキッカケです。
そこで面談した社長の神田滋宣さんから、ベトナムでインターンすることの意義やインターン後の就活サポートのお話を頂き魅力を感じたため、Global Wingに決定しました。
特にメンタルが鍛えられました。
帰国後にトラブルが起こってもあまり動じず解決できるようになりました。
インターン先ではマニュアルがなく試行錯誤で取り組まざるを得ず、最初のうちは全く契約が取れず精神的に苦しかったんですよ。
その苦しさを乗り越えて成果を出せたので、「やればできる」というマインドが身につきました。
就職活動をしつつ、金融系のゼミに積極的に取り組み、論文大会に出場していました。
自分で事業を回していく中で、やる気だけでは不十分であることを実感し、もっとスキルを磨かねばならないという想いが強くなりました。
そのため、成長速度が速いコンサル業界の面接を受け、大手コンサルティング会社から内定を頂きました。
面接中にベトナムでのインターン経験に興味を持ってもらえることが多く、海外インターンの経験がとても役に立ちました。
大手金融機関の業務をRPAのロボットを導入して効率化するプロジェクトに所属しています。
無駄な業務を自動化することで、人件費削減したり、より価値の高い仕事にフォーカスしてもらうことを目指しています。
基本的なコンサル会社のプロジェクトは決められた予算内で成果を出すスタイルですが、今所属するプロジェクトは成果主義。
想定される価値が生み出せなかった場合はその分クライアントに返金せねばならないため、かなりシビアですね。
かなり活かされています。
業務内容自体は今の仕事には直接リンクしていませんが、仕事する上での姿勢はインターン時代の影響を強く受けています。
ベトナムでのインターンでは営業先やスケジュール感などを全て自分で決めねばなりませんでした。
自由である反面、自分で考えないといけない場面ばかりだったのです。
その経験は今でも活きており、指示待ちではなく能動的に仕事を取りに行っていますね。
一度しかない人生なので、チャレンジしたいと思ったら行ってほしいと思います。
必ず価値はありますので。
海外インターンは留学と違い、学業面だけでなく様々な部分で成長できると思うので、ぜひ挑戦してほしいです。
あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。