ベトナムのホーチミンで、「新規事業立ち上げ」を経験した大学生がいます。
名前は、今若さん。
今若さんは、2017年に8ヶ月間、ベトナムで事業立ち上げのインターンを経験。
海外インターンを経験したキッカケや業務内容、さらにはインターン後の生活の変化まで幅広くお話を伺いました。
東南アジアで事業立ち上げを経験しようと思ったのがキッカケです。
もともと、海外インターンに行く前に日本のITベンチャーでインターンをしていました。
そこで気づいたことは、多くのITベンチャーは東南アジアに進出したいと思っているものの、知識がなく一歩を踏み出せないという現実。
そこで、東南アジアでのビジネス経験を積もうと考え、海外インターンを決意しました。
また、海外インターン前に英語力を鍛えるため、フィリピン1ヶ月間語学留学もしましたね。
0→1の事業立ち上げを経験したかったので、初めの2ヶ月は新規事業を任せてもらえるよう、社長からの信用を獲得することに注力。
社長からの依頼には確実に応え、自発的に既存の事業や会社の問題点と改善案を提示するなど、信用を積み上げることを最優先しました。
結果、インターンを開始して3-4ヶ月目には事業立ち上げを任せてもらえることに。
新規事業として、訪日外国人のための日本情報webメディア事業を立ち上げました。
事業にコミットしている間、社長からのレビューを基に何度もPDCAサイクルを回し、企画の立案から実行を繰り返しました。
新規事業ではとにかく数字での成果を求められるため、厳しい環境の中、数字の感性も磨かれていきました。
平日は次のようなスケジュールでした。
7:00-8:00 起床、準備
8:00-18:00 仕事 (昼休み 1.5h)
18:00-23:00 自由時間
自由時間には、私が中心に作った日本人インターン生コミュニティを作り、遊んだり飲んだりしました。
また、会社の社員や現地のベトナム人とも交流がありましたね。。
8ヶ月で約75万円(+旅行代)でした。
Global Wingのプログラム費が15万、家賃が25万(会社負担)、食費含む生活費が25万、航空券代が10万円でした。
返済不要の奨学金受け、かつ会社からも毎月200ドルお給料を貰っていたため、金銭的には困らなかったですね。
高専時代のあるイベントで、Global Wingを運営しているGLナビゲーションの神田さんと知り合ったのがキッカケですね。
将来ビジネスに携わる身としては、留学ではなく海外インターンの方がより実践的な力がつくだろう、と当時から考えていました。
また、Global Wingはビジネススキルに対するサポートも手厚く、不安なことがあればすぐ相談できる環境があったのも魅力的で、GlobalWingを利用しました。
とにかく、周りから「成長したね」と言われました。とても嬉しい変化でしたね。
また、異国の地でのインターンを経て、外国人の価値観を含め多様性を許容できるようになりました。
自分の考えに固執することも減り、許容範囲が広がったように思います。
文部科学省のトビタテ!留学JAPANの帰国生コミュニティーの広報全般を担当しました。
その中で、海外インターン時代に培ったノウハウを活かし、0からwebメディアを立ち上げ、毎月1万ページビューを超えるサイトへと成長させたのは大きな成果でした。
インターンに行く前に既に内定を頂いていた、webメディアの企業に行くことにしました。
渡航前にコンサル業界の面接も受けていましたが、結局選びませんでした。
私は高専時代から合計50社ほどIT企業と関わりがあり、その中で内定先の企業が最も働くイメージを持てたんですよね。
同期も非常に優秀な方ばかりで、ここなら大きく成長できるな、と。
そして、内定先にはインターン前よりも「優秀になった」と言われ嬉しかったのを今でも覚えています。
元々営業などの一般的な総合職として内定を頂いていたのですが、インターンでの成長を認められ、将来的により重要なポストにつけるポジションで採用して頂きました。
大切なことは、当たり前は通用しない環境で、辛いことも含め丸ごと楽しめるかどうか。
信じられないほどの成長環境なので精神的に追い詰められることも多いですが、ドMなド根性で乗り越えられるかが大切です。
追い詰められ成長し、また追い詰められ…というサイクルを経て、短期間でも圧倒的に成長できる有意義な時間が過ごせると思います。
あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。