海外インターンでベトナムの国営テレビに取材された!?普通の大学生の僕が海外インターンでやり遂げた仕事とは?

ベトナム・1年・森さん
2016.11.16
ベトナム | 企画

今回は筑波大学国際総合学類3年次に1年間、ベトナムはダナンでお土産事業の海外インターンシップを行った森大輔さんにインタビューを行いました!

 

 

◆簡単なプロフィール

筑波大学国際総合学類。東南アジア陸路旅やベトナム南部の教育がきっかけで東南アジアに興味を持ち、休学中は1年間ベトナムのリゾート地・ダナンで、お土産事業Happy Danangの立ち上げインターンに取り組んだ。

 

 

◆休学をしようとした理由⇒なぜ1年間にしたのかも含めて教えてください。

自分の将来のビジョンを達成するため、途上国でのビジネス経験をしたいと思いました。そこで、リスクの少ない学生時代に休学し、インターンとして働くことにしました。仕事をたくさん任せて頂くために、休学期間は1年にしました。

もともと大学で国際関係学の勉強をしており、ベトナムでのボランティア活動やホーチミン市師範大学に留学なども経験していました。その中で価値観の違う人々を巻き込んで物事を行う「国籍に拠らないリーダーシップ」を身に付けたいと思って、海外インターンに参加しました。ベトナムに行く前にもスリランカのNGO2ヶ月間のインターンを経験していましたが、そこで今回は日本人としての強みを発揮して結果を出したいという想いが強く、そういった観点から親日国ということもあり、ベトナムを選びました。

 

 

◆ベトナムでの海外インターンの様子

ベトナムのダナンでゆるキャラを用いたお土産新規事業(兼キャラクタービジネス)の立ち上げを任されていました。約1年間のインターン期間中は、日本人スタッフが自分一人である時も多い中、新規事業リーダーとしてベトナム人の、短期の日本人インターンたちと一緒に仕事を進めていきました。仕事内容は本当に多岐に渡り、プロジェクトのマネジメント・営業計画づくり・営業・財務・商品企画開発販売管理・事務・プロモーション・ライター活動・パートナー探し・政府の観光雑誌作成・短期インターンの世話など、何でもやりましたね(笑)また、休日はカメラを持ってバイク旅をして、中部ベトナムの田舎で風景の写真などを撮影したりしていました。

ベトナム・インターン中の成果としては、当初は数人にしか知られていない状態だったゆるキャラの『ダロン』を数万人に知られる存在にしたことです。ダロンをベトナムと日本の全国テレビで4回紹介し、ゆるキャラをデザインした観光雑誌を発行し、Web上でも発信することにより、数万人に知られる存在にできたことは、ひとつの成果だと思っています。お土産事業に関わった当初は、ゆるキャラの認知度を上げるための足がかりが少なくて苦労しましたが、ローカルの小売店やメディアへの営業を重ねてダナンに根ざしたコミュニティーと事業への協力者を拡大していきました。

また、事業開始の約4ヶ月後にお土産の卸売営業をした顧客がベトナム国営テレビのプロデューサーであり、事業だけでなく自分自身のことも、「ベトナムで活躍する外国人とその活動」としてベトナム全国放送のニュース番組で紹介して頂きました。その後もそのプロデューサーの紹介で、他テレビ局の番組でも紹介されるなどの機会を得ました。また、テレビ東京の「未来世紀ジパング」でもお土産が紹介されました。特にベトナムのテレビ局とは、インタビューを受ける側としてだけではなく制作サイドのベトナム人プロデューサーと議論しながら、脚本のブラッシュアップや撮影場所の確保、インタビュー内容の翻訳などに主体的に取り組むことができました。これらのテレビ番組の放送は、一緒に働いていたベトナム人スタッフたちが自分たちの仕事の社会的意義を確認し、自信を持つきっかけ思っています。

 

 

◆ベトナムでの海外インターンで得られたこと

“感謝し、感謝されることです。”

自分が関わっていたのは、リゾート地でありながらお土産が充実していないダナンで観光客にお土産を提供する事業であり、キャラ好きのベトナムに地域密着型のゆるキャラを提供する事業でもありました。周りの人々に「日本とベトナムをつないでくれてありがとう」と言われることが多く、特にベトナム戦争を知っている世代に「Daisukeのおかげでベトナムのイメージがポジティブに変わった」と言ってもらえた時はとても嬉しかったです。また、お土産屋で実際に自分たちがつくったクッキーやキーホルダーを「かわいい」と言って買ってくれるお客さんたちを見たときは非常に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、事業の初期段階のコネクションをつくって事業を任せてくれ、自分が失敗した時には「そんなの想定内だよ」と笑ってくれるインターン先の社長の存在はとても大きくて、本当に感謝しています。

 

 

◆NGOとの違いや想像とのギャップ

スリランカの現地NGOでのインターンでは、奨学金プロジェクトで日本文化をスリランカ人や他国の人たちに伝えるなど、「異文化交流」の要素が強かったです。一方で、今回のベトナムの日系企業でのインターンでは、日本人としてのアウトプットを出しながら「ビジネス」に取り組んでいました。

ギャップは、想像していたよりも業務の裁量が大きく、なおかつ手探りでプロジェクトを進めていったということです。

 

◆まとめ

いかがでしたか? GlobalWingではベトナムだけでなく、アジア地域でのインターンシップを中心に紹介し、インターンシップ期間中も二人三脚でサポートを行っております。インターン中に様々な相談に乗ることも可能です。興味がある、また、興味はあるけど不安や悩みがある人などいらっしゃいましたらぜひ下のボタンよりお問い合わせ・ご相談ください。

↓また、ベトナムインターン・海外インターン全般についてはこちらからお問い合わせください↓


PAGE TOP
まずはお気軽にご相談ください

あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。

 お問い合わせはこちら

LINEでのご相談はこちら