ベトナムで海外インターン、厳しい社長直下でインターン。自分の記事がYahooに取り上げられるまで。

ベトナム・三橋さん
2016.10.23
ベトナム | マーケティング社長直下

◆最近の近況を教えてください!

 

とても充実した生活を過ごしています。

初めの1ヶ月は中々が成果を上げることができずに伸び悩んでいましたが、ここ半月で私が企画して実施した調査がYahoo.newに掲載されたんです。調査テーマ、方法、対象、アンケートまですべて私が考えて実施した調査でしたし、何より自分の努力が目に見えて評価されることは本当に嬉しかったです。

その調査レポートのレスポンスもすごい良くて、当社WEBサイトのDL数、WEBアクセス数が共にNo.1となりました。この結果から、在ベトナム日系企業様から今回の調査に対する大きなニーズがあると判断できたため、今度は私が主催の企業向けのセミナーを開催する予定です。そのセミナーは、私の調査データ、分析結果を伝えるのみではなく、教育事業を運営している経営者の方にインタビューした内容や、日系の大手人材会社と提携し、ベトナム人スタッフの育成、管理、定着をレクチャーする人材マネジメントセミナーとしています。

 

◆なぜ“海外と日本の仕事感”をテーマにしたのですか?

将来は海外で働いてみたいと思い、海外で働く人の仕事に対する価値感を知りたいと思ったからです。

これは私が海外インターンを決意した理由でもあるのですが、海外で働いている人はどのような価値感で働いているのか、また海外と日本の仕事に対する価値感の違いを調査してはっきりさせたいと考えました。

他にも、私がインターンで働いている企業の社長に、インターン中に最低1つは自分でゼロから企画した調査を行うようにと言われていましたし、また自分の周りの起業家やマネージャーの方からベトナム人材のマネジメントに関する不安や不満を多くお伺いしていたため、今回の調査を実施することに決めました。

◆実施された調査結果を具体的に教えてください!

まず、セグメントとしては若者2029歳、日本人・ベトナム人各300名にアンケートを実施しました。

例えば、会社を選ぶ際に重視している事という質問を例に出してみると、ベトナムで大きなギャップが見られたのは「自分のスキルを活かせる事(39%)」となっており、日本と約6倍の差(日本6%)となっています。

 

これは、例えば日本では大学の専攻と職場で必要となるスキルが必ずしも一致しないことが多いと思いますが、ベトナムでは経験を持っているかどうかが就活では問われ、新卒でもスキル採用は当然の様に行っています。学生なので就労経験ないことが当たり前なのではなく、在学中、学生はインターンシップにより経験を積んで就活に挑む人がほぼ全員のため、そこから明らかなギャップが生まれたと考えています。

 

また離職率についても大きなギャップがあり、ベトナムでは74%が転職経験ありと答え、また転職したいと思っているベトナム人は全体の40%となりました。転職理由としては約過半数が「給料(48%)」と回答しています。これは日本の25%を大きく上回る結果となっており、日系企業の経営者の方ほとんどは、人材を育ててもすぐに辞めてしまうのでトレーニングシステムの構築が難しいと課題を抱えています。

 

 

◆三橋さんの働いている会社の社長は一言で言うとどんな方ですか?

社長は、、、厳しいですけど、とても面倒見が良くて頼れる方です。笑

社長自身も自分にとても厳しく、絶対に諦めないですし、自分が誰よりも努力して、仕事して、品質にこだわっています。1人のプレイヤーとして、常に最高のパフォーマンスを発揮しています。

スキルにおいても、マーケターとしてすごい才覚の持ち主だと思っています。市場に対する嗅覚が敏感ですし、そもそもの基本知識が豊富ですので、市場規模とかも瞬時に把握し、ソリューションの仮説を立てて営業しているため、知り合いの経営者の方たちにも、非常に頼られている感じがします。

調査品質をひたすら追い求めることが必要になる厳しい環境ですが、1から10にするプロセスを段階建てて設定し、実行することは、私の性格に合っていて、すごく働きやすいです。

何より、人を育てる気持ちが強い社長なので、自分の成長を日々実感しながら働くことができています。それに、社長の人脈から他の会社の社長や駐在員の方を御紹介いただくことも多くあるため、経験豊富で優秀な方々との人脈も広げることができています。今では仲良くなった社長の家に毎週末遊びに行っています。笑

◆今後はどのように過ごす予定ですか。

ベトナム消費者リサーチサービス【Q&Me】のコンテンツを充実させようと思います。

目的としては、コンテンツ充実による閲覧数増加、知名度向上による利用者増加です。【Q&Me】というサービスは、日本でいうGMOとくとくリサーチと同じで、アンケートに答えていただいた方に対してポイント贈呈を行っております。現在はベトナム人2万人のパネリスト(アンケート回答者)がいるため、調査アンケートを投げれば、2,3日で300程の母数が集まる状態になっています。

ベトナム進出予定の日系企業様や既に進出している企業様に対して、消費、マーケティング調査のためのパネルリソースを提供するには十分なのですが、まだまだ利用者実績が少ないサービスになっているため、まずは知名度向上のためのコンテンツ充実、ユーザーフレンドリーなインターフェースやバナーデザインの作成とかをしていきます。

また、1月中旬より【Q&Me】無料トライアルキャンペーンとして企画を打ち出す予定です。既に大手製薬会社、食品メーカーから問い合わせをいただいており、ここで期待値を超えられるようにしっかりと内容を詰めていきます。

◆ベトナム・インターン中どのような1日を過ごされていますか?

私の場合は、朝はめちゃめちゃ早くて5時に起きています。笑

近くのスムージー屋さんで6時からメールチェックや新聞読んで、9時には出社しています。1213時はローカルの屋台でお昼を食べて、それから18時までまた仕事しています。週に3回は社長に連れられて、他の会社の経営者や駐在員の方とご飯に行ったり、私と同じ日本人インターン生とご飯に行ったりしています。最近は忙しくて残業も多く、やるときは22時過ぎても会社にいるときがあります。

業務に関しては幅広く行っており、最近では私が企画した仕事感調査のデータ分析とレポート作成、英語資料の日本語翻訳、今度の人材マネジメントセミナーのための経営者インタビュー、Q&Meコンテンツ作成とデザイン管理、Googleアナリティクスを使用したKPI作成、無料キャンペーンのスケジュール考案とか本当に色々です。笑

 

◆まとめ

いかがでしたか? GlobalWingではベトナムに限らず、アジア地域でのインターンシップを中心に紹介し、インターンシップ期間中も二人三脚でサポートを行っております。インターン中に様々な相談に乗ることも可能です。興味がある、また、興味はあるけど不安や悩みがある人などいらっしゃいましたらぜひ下のボタンよりお問い合わせ・ご相談ください。
 

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