プレッシャーを跳ね除け、1件契約を受注。
そんな目に見える成果を、大学2年生で経験した大学生がいます。
名前は、石川晴貴さん。
石川さんは、2019年2-3月に35日間、マレーシアで広告営業のインターンを経験。
濃密な1ヶ月強を過ごした石川さんに、海外インターンのリアルをインタビューしました。
2ヶ月間の春休みを有意義に過ごしたいな、と思ったのがキッカケです。
海外インターンに行く前、私は大学生活をエンジョイしていました。
特に長期休暇はバイトに明け暮れたり、友達と遊びまくったり。
ただ、「将来海外で働きたい」という想いがあり、かつ2019年の秋からカナダに長期留学するため、自分のために使える最後の春休みを有意義に使いたい、という想いがあったんですよね。
日本にいても、バイトや遊びしかやることがなく、自分の理想には近づけないなと。
マレーシアを選んだ理由は、留学先である北米と、海外調査で訪れたヨーロッパ以外の国で、かつ費用面でもお手頃だったためです。
特にマレーシアという国にこだわっていた訳ではありません。
マレーシア在住の日本人向けフリーペーパーの会社にて35日間のインターンを行いました。
拠点はクアラルンプールで、主な業務内容は広告営業とフリーペーパーの作成です。
現地のクライアントと英語で営業し、記事執筆は日本語で作成していましたね。
ぼくが所属していたチームはインターン3名で構成されていて、上司からは4件の受注がノルマが課されていました。
研修は特になく、「とにかくやる」という完全に個人の裁量に依る働き方で、自由度はかなり大きかったですね。
ただ、その分スケジュール管理や仕事の進め方を全て自分で決めねばならなくて、大変でした。
また、初めてチームでビジネスを回す過程で、円滑なチーム作りに非常に苦労しましたね。
成果を求められる状況下でプレッシャーも大きく精神的に辛かったのですが、周りの支援を受け乗り越えることができました。
結果として、私のチームは1件受注に成功しました。
結果的に目標の4件には達しなかったので悔しい想いもありましたが、毎日のように走り回ってベストを尽くした実感があるので、後悔はありません。
1日のスケジュールは下記の通りです。
・7:00-8:30 起床、準備
・8:30-9:00 出勤
・9:00-9:30 出社
・9:30-13:00 アポ、飛び込み
・13:00-18:00 仕事の整理、翌日のアポ取り
・18:00-18:30 帰宅
・18:30- 1:30 同居人と交流
基本的には毎日仕事をしていました笑
旅行も滞在のラストに1度行っただけですね。
5-6万でした。飛行機代を含めても10万強に収まっていました。
家賃も1.5万/月で格安だったのが大きかったですね。
自炊していたのと、観光の回数が少なかったことも相まって、費用はかなり安く抑えられたと思います。
大学の知り合いの紹介がキッカケです。
また、海外の企業の情報自体が少なく企業の内情がわからず不安で、仲介業者を頼った方がよいな、と考えました。
費用面と、交通面の2点です。
費用面に関しては、アジアの方が圧倒的に安いです。
普通のタクシーが15分400円で利用でき、とっても安いんですよね。
また交通面も、あくまで私の経験の範囲ですが、アジアの方が便利です。
私が訪れたヨーロッパのパリの場合、地下鉄に乗るだけで迷子になってしまいました。
デモなどで交通機関がストップしてしまう、なんてこともありました笑
インターンも役に立ちましたが、それ以上に同居人と話し、視野が広がりました。
その同居人は、もともとオーストラリアで働いてお金を貯め、マレーシアに来ていた方で。
その方に、人生と指針となるキャリアのモデルを教えていただいたのです。
もともと私は海外の証券会社で働く予定でした。
しかしその方に、「初めて海外で働いてしまうと、失敗した時のリカバリーが効かない。まずは日系の会社で3-4年経験を積み、海外の大学院に留学する。その後海外の企業に就職しても遅くない」と言われたのです。
その影響で、今は海外就職でなく、日系の会社に一度入社し、経験を積もうと考えています。
志望業界は、大学で興味を持った金融工学を活かせる証券や保険、次いでコンサルですね。
2点あります。
まず、マレーシアにインターンに行く場合は、必ず大量にキャッシュを持っていった方がよいです。
マレーシアだと頻繁にタクシーを利用することになるのですが、多くはクレジットカードが使えないんですよ。
なので、カードに頼らず、きちんと現金を持っていくのをおすすめします。
2点目は、気負わずに楽しもう、ということ。
よくも悪くもインターンという身分なので、失敗を恐れる必要はありません。
変に萎縮してしまわず、やりたいことに思いっきりトライしてください。絶対に後悔はないはずです。
あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。