マハティール政権、アブドラ政権の下、ルックイースト政策を進めた結果、日本への留学、逆に日系企業のマレーシアへの進出が進んでいきました。
日本の労働倫理である、”個人の利益よりも集団の利益を” を学び取り、個人主義、利己主義から修正を提言してきました。
後述の中国の攻勢から、ルックイースト政策は薄れ気味となっていますが、日本の電子工学や環境技術の需要は変わらず、技術提供、技術支援という形で日本との結びつきは強い状態です。
元々華僑の割合が大きい国家のため、同じ中華圏であるシンガポール、台湾、中国でのビジネスを広げています。
特に近年の中国の台頭もあり、中華系マレーシア人のコネクションを生かし、中国との緊密な関係を築くことに注力しています。
中国もマレーシアからの留学誘致を積極的に行っており、語学学校設立の資金提供、奨学金の給付などを行っています。
中国との結びつきが強くなることで、日本の存在感が相対的に小さくなってきている状況です。
東南アジアの多くがイギリス、フランス、オランダなどの植民地支配にあったため、発展が遅れていました。
東南アジアの各国が工業化への転換に苦戦している中、マレーシアは日本をモデルとして工業化、経済成長を成功させました。
シンガポールとともにアジアの優等生と呼ばれています。
マレーシアは、現在中東・東南アジアのイスラム諸国への経済展開の足がかり国家を自称しております。(イスラム諸国へのビジネス・ハブ)
イスラム国家へのビジネス展開は、まだまだ拡大の余地を残している状況の中、
マレーシアのビジネス攻略ノウハウを身につける事が今後のキャリアアップにつながることは間違いなく言えると思います。
あなたの様々な疑問や不安に、 GlobalWing専属のキャリアコンサルタントが マンツーマンで対応しております。