他人の倍働く仕事術~オトナカレッジ~

2017/01/06
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忙しい毎日の中で要領よく仕事をこなし一目置かれるような存在になりたいと思う節はないだろうか。Podcastのオトナカレッジ、経済・ビジネス学科編から日本電産会長兼社長の永守重信(ナガモリ シゲノブ)氏の仕事術と意識について紹介する。

倍働く、永守氏とは

永守氏はいくつかの日系企業を経て、日本電産を開業。彼の座右の銘は「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」「情熱・熱意・執念」「知的ハードワーキング」。365日のうち100日海外、100日東京、100日京都、他60日が地方というハードさだ。

開業当時はプレハブ小屋での4人スタートだったが、1代で精密小型モーター世界No,1の地位を築く会社にまで育て上げた。死ぬまでにやりたいことは世界初のモーター単科大学を創ること。

1年間で365日、元旦の午前中以外は働くという。京都の農家で生まれ、6人兄弟の末子であり、起業には母が反対していた。そんな母に「どうしてもやるなら、人の倍働くか。私は人の倍働いてきた。人の2倍働いて成功しないことはない。」と言われ、独立してから今日でも365日働いている。

倍働く人の一日のスケジュール

05:00 起床
05:30 朝の運動、熱いシャワー
06:30 家を出る
06:50 出社
    (誰よりも早く出社し、秘書室の暖房をつける)
    ~夕食までには帰宅~
22:00 夜のエクササイズ
23時頃 お風呂
23:30 就寝

永守氏は「朝が重要」ということを力説している。決断力が求められる仕事や複雑な書類に判を押す仕事、自分が判断する仕事は、活力があり頭が冴えている朝のうちに行い、食後は人に会うような仕事を入れる。それによって眠くなりにくいという。電話やメールの返事は移動中に済ます。16時頃からは神経を使う仕事を行う。

一日のスケジュールを決め、人間のバイオリズムにのっとって仕事を行うことで人の倍仕事ができる。彼はちなみに現在71歳である。
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(photo by shacyoyukai.com)

倍働く意識EQをあげる

やる気・意欲のある人のことを「EQの高い人」と呼ぶ。IQは知能数値。EQは心の知能数値であり、EQは自分や他人の感情を知覚してコントロールする知能のことだ。生まれ持った才能ではなく後天的に得られるものといわれている。

天才から凡人まででIQの差はせいぜい2倍~3倍。対してEQの差は100倍にもなる。IQだけ高い人よりもEQが高い人の方が仕事の成果が高くなる。IQは普通であっても情熱や熱意を持っているような人をEQが高い人という。

EQが高い人は戦力になる。逆にいうと、「意識さえ変えれば、ヒトはいつでも能力を発揮して成果を出せる」。企業を買い取って再生する事業も行っている永守氏は、節電・整理整頓・掃除を毎日行う、それだけでその会社の再建の余地はあるという。細かい所から従業員の意識改革は可能なのだ。

筆者が思うに、永守氏のように365日働くことは容易ではないし、仕事に対する価値観も人それぞれだろう。しかし人間のバイオリズムやEQのこと知った上で1日動いてみると、自分自身をモチベイトしやすく、仕事がより効率的にできるかもしれない。そうした小さなマインドセットから始めてみてはいかがだろうか。
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記事作成: 森美月(もり みづき)
甲南大学3年/バンコク育ち/バックパッカー/春からベトナムインターン10ヶ月予定

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