海外インターンレポート|3か月半で全顧客のうち0%から15%を日本人にするまでのストーリー(前編)

2016/12/11
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海外インターンシップって最近よく話聞くけど、実際何やっているのかよくわからない。インターンってほとんどバイトみたいなものじゃないの?など、様々な疑問を持つ人がいるのではないでしょうか。そんな疑問にお答えするべく、3ヶ月半の筆者のマル秘インターン日記を前半後半に渡って公開します。

行ってみたら仕事がない

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GlobalWingでの事前研修を終え、6月半ば期待と不安を胸にベトナムの地へ降りたちました。到着すると現地社員が迎えに来てくれ、到着の翌日からオフィスで働かせてもらえることになりました。

私のインターン先はイギリス人社長が立ち上げた英語教育ベンチャーで、ミッションは日本人顧客の新規開拓と日系企業との法人契約を結ぶことでした。
インターン開始から1週間はベトナム人、アメリカ人、カナダ人、イギリス人へのあいさつ回りや、基本的な全体業務理解のため時間を使い、会社のルールや成約までの流れを学びました。

問題はここから。
そうして1週間が立ち、驚きの環境が用意されていました。
「よし、営業に行ってきてくれ」
え、営業資料もないし、どこにアタックするべきかも知らないし、そもそもテレアポのリストはどこから準備するんだ???
社員の方や上司に聞いたところ「You know, your business is pretty new, so you can do whatever you think good」。
仕事を0→1で作ることの難しさにいきなり直面しました。バイトの裁量を越えたビジネス経験のなかった筆者は、自ら仕事を作る経験がなく、その結果初日仕事がないという状況に直面することになります。

うまくいかない営業

3か月半という期間は決まっています。とにかく行動が先決だと考え、企業情報を自ら集め、テレアポを始めました。

意識していたことは質より量です。ビジネス経験のない筆者が質ばかりにこだわって、経験値を得られないことが一番もったいないと考えていたためです。一日に50件のテレアポと20件の飛び込みを行うようにしていました。
そうしてたどたどしいテレアポではあったものの、いくつかの企業からアポイントを頂き、営業に行かせていただけることになりました。そして、企業情報を集め、提案内容をまとめ、アポイント先の企業へ向かったものの、そこでも大きな問題に直面しました。

「成約までの道のりが見えない」

相手のためになる、と思っていた話が全く響かなかったり、先方の話を聞いて様々なことを話し合ったりしても、どう自分たちのサービスが先方の役に立つのかが双方に不明確なまま営業が終わるケースが多くありました。

その中でも事前研修で営業での心構えやビジネスマナーを丁寧に教わっていたことが唯一の救いでした。学生が考えるマナーと社会人レベルのマナーは大きな差があります。事前研修のおかげで、一挙手一投足をつぶさに観察されていることに気付くことができ、ビジネスマンとして最低限のラインを越えられていたのは不幸中の幸いでした。
しかし、営業がうまくいかなければ顧客獲得もありません。ここから幾度となく失敗と改善を繰り返すも結果に結びつかない日々が続きます…

広がる人脈

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ホーチミンには多くの日本人学生と社会人がいます。誰一人として知り合いのいなかった筆者は、ビジネスは人のつながりであると学んでおり、1週間に1つ新たなコミュニティへと参加することを決めました。

もともと人見知りではなかったものの、全く新しいコミュニティに毎週所属し、新しい人に会って話をするのは非常に体力を使うものでした。しかし、そこではビジネス経験豊富な社会人からアドバイスを得ることができたり、新たな営業先を紹介してもらったりと素敵な出会いが多くありました。また、年があまり変わらない先輩方や同い年のインターン生が東南アジアで挑戦している姿を見てよい影響を受け続けました。

日本を出て、今までになかったコミュニティに属することで得られる人脈は非常に大切なものでした。

前半まとめ

全ての業務を自らが行う、というのは大変でしたがタイムマネジメントから実践力まで学ぶことができました。たとえば、Facebookページのアクセス数を増やすために記事を書きつつ営業に行くとか、営業資料作りながらアポを取るなど、考えながら走るということをすごい責任感の中、仕事ができました。しかし、結果を出すためにはどうしたらいいのか、ということの答えは得られないまま前半戦が終了しました。そして、一番大切なモチベーションは開始1週間をピークに下がっていくばかりでした…(後半へ続く)

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記事作成:長谷川寛一(はせがわひろかず)
千葉大学3年 2014年8月から2015年5月までアメリカオハイオ州にて交換留学。2015年6月~9月末までベトナムホーチミンにてインターンシップ。イギリス人社長の教育ベンチャーで日本人顧客開拓のプロジェクトマネージャーとしてインターンシップを行う。


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