中退という決断を経て、掴み取った新たな可能性/インドネシア、中国インターン体験者 豊田輝

2017/02/02
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■海外インターンに行く前はどのような学生生活を過ごしていましたか?

何をして良いか分からず、毎日が悶々としていました。
私の所属していた工学部では、授業中は皆寝てる、レポートは丸写しで提出、テストは一夜漬けで受けるといったような環境だったので、自分は本当にこの環境に居ていいのか、社会に出て通用するのだろうかといつも考えていました。それでも国立大学というだけで、周囲からは褒められるし、何かぬるま湯に浸かっているようで気持ち悪かったですね。

そのような考えから3年生の後期に休学を決意して、スキーインストラクターや障害施設でのボランティア等の自分が興味あること、やりたいことに専念していました。休学中は悶々とした感情も解消されたのですが、復学して学校に戻ってしまうと、やはり同じような生活の繰り返しに戻ってしまい、満たされない日々を過ごしていましたね。

■なぜ海外インターンを決意したんですか?

決意した理由は色々あるのですが、1番大きいのは昔の友人の影響です。
私の昔の友人がGlobalWing創業者の1人であり、地元の静岡でたまたま再会したとき、海外ビジネスについて色々と刺激的なお話をお伺いできました。静岡に生まれて、地元の高校、大学に進学した私は、静岡しか知らない状態であったので、3年ぶりに会った友人が大きく変わっていたことに驚きを隠せませんでした。

僕の負けず嫌いな性格もあり、「こいつができたのに、俺ができないわけがないっ!」と思って参加を決意しました。 あとは、父親の影響もありました。私の家系は祖父、父親共に経営者なのですが、父親も若い頃にアメリカビジネスを経験して感化された話を思い出し、これをきっかけに海外ビジネスを経験をして、父親や祖父を超えてやろうと思いました!(笑)

■国立大学まで進学したにも関わらず、休学、中退することに抵抗はなかったのですか?

正直に話すと、最初はめっちゃ抵抗ありましたね!(笑)

1番印象に残っていることは、1年浪人、留年するだけで、生涯の年収が1000万円違ってくると本で読んだことがあり、絶対に現役合格、ストレート卒業して、大企業に就活して安定した生活を送ろうと心に決めていました。ましてや中退なんて、考えもしなかったです。笑

それでも悶々とした毎日との葛藤に勝てず、休学という選択肢とって環境を大きく変える決断をしました。また、経営者である親族や、休学中にご縁あって出会った方々から様々なお話をお伺いすることができ、「年収だけが人生の全てではない」ことに気付きました。学歴が低くても、本当に自分のやりたいことに対して信念を持って働いている方に多く出会うことができ、その方達が本当に輝いて見えたんですよ!よく考えたら私の父親も高卒ですからね。笑

その頃には大企業へ入る気持ちは薄れており、本当に自分がやりたいことは何なのか、本当の人生軸を見つけるためには、休学した頃のように大きく環境を変えなければならない、そう思ったら自然と学校は辞めていました。笑

学位なんて通信大学でも取れるし、逆に時間的な融通のきく通信大学の方が、柔軟性もあってやりやすいと思いました。

■海外インターンで苦労したお話を教えて下さい!

本当に色々と苦労しましたよ、、、(笑)

特にタスクの多さと、新規事業という0から1を作ることの難しさですね。タスクが多いことで、なんでも効率良く行うことが求められますし、効率良く行うには仲間との協力、共有が不可欠になってくるので、チームワークの大切さを本当に実感できました。もちろん、チーム内での喧嘩も絶えなかったのですが、スピードを求められる海外ビジネスでは喧嘩して仕事効率を落とすわけにはいかないので、3日に1回は仕事終わりに銭湯に行って、リラックスした状態でお互いが思っていることを話し合って、方向性を随時修正していました。同僚、上司との付き合い方、気分の抜き方、休み方など、何が自分にとって、最も効率を上げるにはどうしたらいいかを常に考えていましたね。他にも、水道水は飲めない、シャワーは冷たい、食事はお腹は壊す、、、もう散々でしたよ。笑

でも、結果海外に飛び出してみて本当に良かったと思っています。 自分が見ている世界は、1歩外からの視点で見ると全く違った世界に見えると気付くことができたからです。海外から見る日本、海外で見る海外、自分がどれだけ表面的な情報に惑わされていたかを実感しています。それに気づけたのは、旅行でも留学でもなく、インターン生として現地に根付いたビジネス経験を得ることができたから、しかも感受性のある若いうちに経験できたからこそ、気付くことができました。

■海外インターンを終えて、何が1番の変化だと思いますか?

お金以外の仕事軸ができたことです。

家族、友人、仕事仲間など、自分が関わってきた人全てを幸せになってもらえるように、仕事をしていこうと思っています。そう思うようになったきっかけは、インドネシアの人々の笑顔に何度も助けられたからです。どんなに忙しくても、疲れていても、サッカーをしているときの彼らの笑顔を見たら本当に嬉しい気持ちになって、彼等をもっと笑顔にしたい、幸せにしたいと思いました。

自分は自分のためではなく、人のために仕事をしたい、自分を支えてくれた人々に仕事を通じて恩返しをする、これが私の仕事軸になってます。その軸ができたおかげで、「浜松からアジアへ、アジアから浜松へ」という今後のビジョンを持つことができました。

■海外インターンの経験が、現在どのように活きていると思いますか?

学校での勉強意欲が非常に上がりましたね! インターン業務では、会社の財務、マーケティング、現場のコーチングまで幅広い業務を行っていたのですが、やはり自分ができないことを痛感していました。

自身の無力さを感じて、ボロボロになった経験から、「自分がもっと成長しないといけないっ」と思い、大学に戻りマネジメントの勉強を再開してから、ジャカルタに行く前とは明らかなモチベーションの違いを実感しています。特に、私の場合はマネジメントなどの経営に近い勉強をしているため、インターンで実践的に学んだことを、学校に戻ってから学問的に吸収できるため、勉強効率が本当に良いですね。

このように海外インターンでは、経営に近いところで業務を行えるため、経営を大学で勉強している学生にとっては、絶好のアウトプット機会となると思います。私はインターンでそのような環境を与えてもらったし、それが許されていました。要は、学生という逃げ道があるときに、たくさん失敗する経験を得ること、その失敗した経験の数が、今後の人生での大きな成長、成功に絶対に繋がってきます。そのためには何でも手を挙げて、挑戦することに尽きますね。


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