普通の大学生の僕がベトナムのテレビ番組で紹介された話

2017/02/01
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ベトナム中部の都市・ダナンで約1年間の海外インターンを経験した森大輔さん。ビーチリゾートとして注目され近くにはホイアンという世界遺産都市もある観光都市ダナンでお土産事業に関わった海外インターンの経験をインタビューしました。

Q.1 自己紹介をお願いします。

・名前(イニシャルでも可):森大輔

・所属(大学学部名):筑波大学社会国際学群国際総合学類

・インターン期間:20158月〜20168

・行った国・都市:ベトナム・ダナン、デジタルシップ

(内定先):業界と規模感(何社ほど内定をもらったか) :まだ。IT(ネット広告、デジタルマーケ)・人材・小売を指向。

・最近していること:授業・就活・・ウェブメディア「アセナビ」のライター・将棋(全国大会)

・座右の銘:十人十色

・インターン開始時の英語力・語学力:ビジネスレベル、TOEIC835

・ベトナム語/日常会話レベル

・インターンの概略:ゆるキャラをつかったお土産事業の立ち上げ

・インターン中の英語使用頻度:多い(スタッフとのコミュニケーション・営業時)

 Q2、海外インターンに参加しようと思ったきっかけはなんですか?

 もともと大学で国際関係学の勉強をしており、ベトナムでのボランティア活動や在籍する大学の交換プログラムとしホーチミン師範大学に留学するなども経験しました。その中で価値観の違う人々を巻き込んで物事を行う「国籍に拠らないリーダーシップ」を身に付けたいと思って、海外インターンに参加しました。ベトナムに行く前にもスリランカのNGOで2ヶ月のインターンを経験していましたが、今回は日本人としての強みを発揮して結果を出したいという想いが強かったです。そういった観点から親日国ということもあり、ベトナムを選びました。Global Wingに決めた理由は、大学1年生の時に留学していたベトナム・ホーチミンでGlobalWing代表の神田さんにお会いし、有用な情報やアドバイスを頂いて信頼できたという点です。また、留学していた大学の先輩もGlobalWing経由で海外インターンをしていたことも大きな理由ですね。

Q.3海外インターンの様子を教えて下さい。

ベトナムのダナンでゆるキャラを用いたお土産新規事業(兼キャラクタービジネス)の立ち上げを任されていました。約一年間のインターン期間中、日本人スタッフが自分一人である時も多い中、新規事業リーダーとしてベトナム人営業&デザイナースタッフ、短期日本人インターンたちと一緒に仕事を進めていきました。仕事内容は、本当に多岐に渡り、プロジェクトのマネジメント・営業計画づくり・営業・財務・商品企画開発販売管理・事務・プロモーション・ライター活動・コニュニケーションシステムづくり・パートナー探し・政府の観光雑誌作成・短期インターンの世話など、本当に何でもやりましたね(笑)

平均的な一日のスケジュールは、下記のようなものです。

6:30- カフェで朝食

8:00- 仕事(午前)

12:00- 昼休み

13:00- 仕事(午後)

17:30- 友人と夕食

23:00- 就寝

また、休日はカメラを持ってバイク旅をして、中部ベトナムの田舎で風景の写真などを撮影したりしていました。

Q.4 海外インターンでの成果があれば教えてください。

自慢話のように聞こえるかもしれませんが、当初は数人にしか知られていない状態だったゆるキャラのダロンを数万人に知られている状態にしたことです。ダロンをベトナムと日本の全国テレビで4回紹介し、ゆるキャラをデザインした観光雑誌を発行し、Web上でも発信することにより、数万人に知られている状態にできたことは、ひとつの成果だと思っています。お土産事業に関わりだした当初は、ゆるキャラの認知度を上げるための足がかりが少なくて苦労しましたが、ローカルの小売店やメディアへの営業を重ねてダナンに根ざしたコミュニティーと事業への協力者を拡大していきました。

また、事業開始の約4ヶ月後にお土産の卸売営業をした顧客がベトナム国営テレビのプロデューサーであり、事業と自分が「ベトナムで活躍する外国人とその活動」としてベトナム全国放送のニュース番組で紹介して頂くこともできました。その後もそのプロデューサーの紹介で、他テレビ局の番組でも紹介されるなどの機会を得ました。また、テレビ東京の「未来世紀ジパング」でもお土産が紹介されました。特にベトナムのテレビとは、インタビューを受ける側としてだけではなく制作サイドのベトナム人プロデューサーと議論しながら、脚本のブラッシュアップや撮影場所の確保、インタビュー内容の翻訳などに主体的に取り組むことができました。これらのテレビ番組の放送によって、一緒に働いていたベトナム人スタッフたちが自分たちの仕事の社会的意義を確認し、自信を持つきっかけになったと思っています。

Q5、インターン中での辛かった経験を教えてください。

一番大きなことは、クラウドファンディングに失敗したことですね。コミュニケーションとビジネス常識の不足で「ゆるキャラのぬいぐるみを500個つくる」というクラウドファンディングに挑戦したものの、あえなく失敗。その時、Global Wingさんのサポート頂けたことは心の支えになった。そのことをきっかけに感謝の気持ちを持つことと情報共有を忘れないように意識するようになりました。また、苦しい時期は現地でカフェを経営するベトナム人とフランス人の2人の友人に相談して、お互いに励まし合っていました。こういった海外で辛い経験をしたときにローカルの人といしょに困難を乗り越えられることも海外インターンの魅力の一つだと思います。

Q6、一言で言うと、海外インターンで何を得ましたか?

 “感謝し、感謝されることです。”

自分が関わっていたのは、リゾート地でありながらお土産が充実していないダナンで観光客にお土産を提供し、その一方でキャラ好きのベトナムにも地域密着型のゆるキャラを提供する事業だった。周りの人々に「日本とベトナムをつないでくれてありがとう」と言われることが多かったこと。特にベトナム戦争を知っている世代に「Daisukeのおかげでベトナムのイメージがポジティブに変わった」と言ってもらえた時はとても嬉しかった。また、お土産屋で実際に自分たちがつくったクッキーやキーホルダーに「かわいい」と言って買ってくれるお客さんたちを見たときは非常に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、事業の初期段階のコネクションをつくって事業を任せてくれ、自分が失敗した時には「そんなの想定内だよ」と笑ってくれるインターン先の社長の存在はとても大きくて、本当に感謝しています。

 Q7、インターン経験を活かし、今後どのようなことに取り組んでいる/取り組んでいく予定ですか?

途上国で海外への憧れを持つが金銭的に海外に行くことができない優秀な若者を海外の企業とつなげる仕事をしたいと考えています。途上国と先進国がwin-winになるビジネスを創りたいですね。ダナンでのインターン中に、若いうちに海外に行くことが出来ている自分に対してベトナム人の友人から“I envy you.(君が羨ましいよ)”You’re so lucky!”という言葉を涙ながらにかけられ、このように考えるようになりました。彼らの言葉を当事者として受け止めて、活動していきたいとですね。

Q8、最後に、海外インターンを考えている方にメッセージをお願いします。

海外インターンに挑戦する目的は十人十色ですが、皆さんの目的に叶うのであれば、選択肢の一つにして納得のいく行動選択をしてほしいです。学生という立場でありながら具体的なコトに主体的に本気で取り組むことができる海外インターンは、意外な結果やコミュニティーがもたらされることがあり、上限が予想出来ない経験だと思います。今いる日本での環境を一定期間捨てることにより、自分の気持ちに正直に行動しやすくなるかもしれません。

Planned Happenstance(自分が計画した行動から、思わぬチャンスをつかむこと)を信じて頑張ってください!


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