人口の増加に見るアジアの発展とは!?

2017/01/06
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みなさんはアジアについてどんなイメージをお持ちでしょうか。最近、来日観光客の中でもアジアの方は多く、日本の経済に大きな影響を与えていることは日頃メディアで取り上げられています。しかし、なぜアジア市場はこんなにも発展したのでしょうか。今回はアジアの市場が世界を動かしている理由についてお伝えします!

1 人口増加による成長

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上の図はアジア各国の人口ランキングです。現在の世界人口は約69億人。そのうち東アジア、東南アジア、南アジアの人口は世界人口の半分以上を占めています。また国連の報告によると、今後30年間で人口のピークを迎えるアジアの新興国はタイと中国のみです。それ以外のアジアには10代後半から20代後半の人口が多くなります。つまり、この人口増加により、労働力増加率が高くなり、経済成長が後押しされることが予測されます。
もちろん、将来のどこかの時点で、高齢化が進むことはありますが、今後数十年間は、アジア市場は安定的に経済的支えになることができると言えます。

2 急速な都市化

現在、アジアでは急速な都市化が進んでいます。もちろん、アジアの都市人口の割合は世界の平均よりは低いですが、国連では、2030年のアジアにおける都市人口比率は50%を越えると予測しています。都市化により、人材、資本、設備、知識などが集まるため企業は優秀な人材を確保することなど企業の活動が今までよりは容易になると考えられます。また人口比率が高くなることにより、消費者のニーズの多様化が進み、企業の活動の幅が広くなることも考えられます。つまりアジアの都市化は、企業のビジネスチャンスにもつながるのです。

3 アジア中間層の消費

10年前、アジアの経済を引っ張ってきたのはアジアの高所得層の人たちでした。しかし現在は貧困層から中間層の人口が増加し、将来的には、世界の中間層の6割がアジアの中間層になると予測されています。そして、2030年には、世界の中間層の消費ランキングにインド、インドネシア、中国がトップ5以内に入り、世界の消費を支えていくことになります。つまり、企業は、世界の消費を支える、アジアのマーケットを獲得することが成功を収める第一歩なのです。

アジアの人口増加や中間層の増加、これらが世界経済を安定させる理由の1つであることが分かりました。次回は、貧困層から中間層に対してのビジネス(BOPビジネス)についてお伝えします!

参考文献:
黒田秀雄編著(2015)『現地に寄り添うアジアビジネスの教科書−市場の特徴から「BOPビジネス」の可能性まで』白桃書房
世界の経済・統計情報サイト(2014)世界経済のネタ帳
<http://ecodb.net/ranking/area/A/imf_lp.html>2015/11/9アクセス


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