【GlobalWing/夏の海外インターンシップ・アジア5カ国編】メンターとの出会いから起業した体験者のストーリー

2016/08/08
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中途半端な大学生だった僕が、起業するまでの物語

GlobalWingが2016年の夏にアジア5ヶ国を回る「アジア5ヵ国17名経営者訪問ツアー」。
こちらのプログラムに2015年に参加され、ある経営者との出会いをきっかけに起業された増田雅人さん(福岡大学卒業)にその体験を語ってもらいました。

正直に言って僕は、本当に中途半端な大学生だったと思います。やりたいことも見つからず、しかし、何か行動をするわけでもなく悶々として日々を感じていました。そんな中、海外留学を経験した先輩と話す機会があり、その人から留学したこと、自分から行動することが自分を変えられることを熱く伝えられたことによって、自分も留学することを決意しました。
大学3年のときに休学して、オーストラリアで1年間の留学を経験しました。留学中に、自分は両親が教師ということもあり、それまで真面目に生きないといけないという枠の中で物事を考えていたことを強く感じるようになりました。
強く記憶に残っているのは、ある外国人女性に言われた「Be yourself(あなたらしく、生きたら)」という言葉。また、オーストラリア人で何歳になっても自由に楽しそうに生きている姿にも影響を受けました。どうしても、日本にいると大人は大人らしく、など年齢など様々な枠の中で行動をしているのではないかと改めて感じるようになりました。
自分の中の価値観や人生観に変化が生まれ、それからは、自分らしく生きることを大切にする、いろんな人と話してみる、といった考え方や行動をとるようになっていきました。

留学から帰国した日本で感じた焦りとマンネリ感

オーストラリアでの留学を終えて日本に帰国してからの自分は、毎日の生活の中で葛藤を感じていました。日本でももっといろんな人と触れ合いたいと思いながら生活をしていてもなかなか触れられない難しい現実がありました。例えば、カフェの店員さんに話しかけてもオーストラリアではフレンドリーに返答してくれるのに日本ではそうではない、などを経験。そのようなことを繰り返す中で「もっといろんな人に触れ合いたい」「もっと面白い世界にしたい」という思いが強くなっていきました。

そんな中でGlobalWing卒業生のセミナーに参加する機会があり、このアジア5ヶ国経営者訪問プログラムのことを知りました。
「色んな人ともう一度、話してみたい。刺激を受けたい。」と感じていたのでベトナム・タイ・カンボジア・マレーシア・シンガポールの経営者を訪問することに強い興味を持ち、参加を決意しました。

アジアの中で感じるカオスとハングリー精神

実際にプログラムに参加しアジアの国々で強く感じたことは、アジアで生きる人々のハングリーさ。例えば、マーケットに行ったときに日本人観光客である自分に対して、覚えたての日本語で必死に物を売り込んでくる彼らの態度や眼差しから、生きることに対するハングリーさを強烈に感じました。その必死さは、日本で生活していると感じられないほどのものであり、彼らが日々の売上を上げないと生きていけないという環境の中でビジネスをしている姿に自分は衝撃を受けました。
また、様々な経営者の方の起業の話に触れる中でゼロからビジネスを生み出す力、何もないところから切り開いていくマインドに大きく感化されるとともに、自由に自分らしく頑張っている姿に大きな刺激を受けました。海外で起業された経営者の方々は皆、自分を持っている方が多く、お話を伺っても自分なりのスタイルを感じることができました。そして、いろんな経営者の方に「日本人の強みは何ですか?」と質問したところ、「(ほかのアジア人と比べて)特にない」という答えを言われたことが自分の将来について深く考えるきっかけになりました。
英語も、プログラムスキルも、ましてハングリーさもない、自分がこれからアジアでどう闘っていくのか? どうやって生きていくのか? 生きるべきなのか? 大きな問いを突きつけられました。

人との出会いこそが、プログラムの最大の魅力

アジアの国々で暮らす人々や経営者の方々から刺激を受ける中で、自分が起業するきっかけとなった今年のプログラムメンターでもあるタイの経営者・松本大さんとの出会いがありました。松本さんは、自分が起業について考えていた漠然としたアイデアもお伝えすると様々な角度からフィードバックを返してくれました。そして、移動中の車内などで松本さんと色々と話す中で経営や人生についての考えを伝えて頂き、自分の中でこれからの生き方についての方向性が見えてきました。その後、松本さんとは、「福岡でまた会おう」と言って別れました。

プログラムが終わってしばらくたった頃、福岡まで松本さんが来てくださり、色々と話す中で日本の伝統文化を海外に発信するビジネスをいっしょにはじめることになりました。これは、博多の伝統工芸である博多織の良さを世界に発信していくというもの。現在も活動を続けておりビジネス的にはなかなか難しい面もありますが、ビジネスを企画する力や人脈などで大きな財産を得ることができたと思っています。

その後、福岡の飲食店向けに日本語のメニューを英語や中国語に翻訳する多言語メニューのビジネスを開始。福岡には多くの外国人観光客は訪れているにも関わらず、多言語でメニューを出している飲食店が少ないことから、ビジネスチャンスを感じていました。そして、多言語メニューサービスを提供しているといかに外国人観光客にお店に来てもらうのか? ということも考えるようになりました。
そして、福岡の飲食店にいかに外国人観光客にお店に来てもらうのか? という課題を解決するために外国人観光客がお店の写真を投稿するWebサービス“Yoka By Fukuoka”をローンチすることになりました。これは、クーポン付きのWebページとフリーペーパーで外国人観光客による、外国人観光客のためのメディアです。福岡市内200ヶ所で1万部を配布していますのでもし見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
https://www.facebook.com/yokabaifukuoka/home

日本で生活していると漠然として閉塞感のようなものを感じたりすることも多いかもしれません。自分は、アジアの国々を訪問し、様々な経営者の方々と話すことによって、刺激を受けて自分から能動的に生きることを学び、主体的に生きられるようになりました。
そして、結果的には就活で得た内定を辞退して、今年の4月から起業家として自分らしく生きることを選びました。
私は、人との出会いによって、大きく人生が変わりました。
みなさんがこのプログラムに参加して、いろいろな人と触れ合うことでより面白い日本・世界をいっしょに作れたら良いですね。

★将来の可能性を広げるアジア5ヵ国17名経営者訪問ツアー(2016年8月29日~9月12日)★の無料相談のお申し込みはコチラ


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